北海道ヒッチハイクの旅 1

この夏、北海道をヒッチハイクで旅をした。

数ヶ月前から今年の夏はヒッチハイクの旅をしてみようと漠然と思っていた。
理由を挙げるとすれば、

「ヒッチハイクをしたことが無かったから挑戦してみたい」

「人のお世話になる旅がしたい」

こんなものだろう。行き先はどこでもよかったが、雄大な自然の写真を撮りたいという
想いとヒッチハイクがしやすそうということで北海道に決めた。人のお世話になるなんて
ずうずうしいと思われそうだが、実際ずうずうしいのだから仕方ない。

そんな旅を簡単に振り返り、日程やかかった金額などの数字的なものを備忘録も兼ねて
記録として残そうと思う(マメすぎて自分らしくないけど)。

tochikubomakoto_p_15

※★印は新千歳空港

ヒッチハイク期間とルート
期間は2012年8月26日(日)~9月8日(土)の約2週間。

ルートは赤線部分。新千歳空港がスタートかつゴール地点。
まず南東の襟裳岬を目指した。そこから海岸線をぐるっと回り北端の稚内からフェリーで
礼文島へ。再び稚内に戻り、スタート地点の新千歳空港を目指して南下した。

計画性は0。最初にヒッチハイクを始めるときも、「さぁどこ行こう」と空港で地図を開いて、
なんとなく目に着いた襟裳岬に向かうことにした。

8/26 新千歳空港~襟裳岬
/27 ~釧路
/28 ~根室~納沙布岬(日本本土最東端)
/29 ~羅臼(知床)
/30 羅臼滞在
/31 ~網走
9/1 ~紋別
/2  ~宗谷岬(日本本土最北端)~稚内~礼文島
/3  礼文島滞在
/4  ~稚内
/5  ~旭川
/6  旭川滞在
/7  ~千歳
/8  ~新千歳空港

ヒッチハイク距離
約1600km(東京~沖縄間の直線距離くらい)

ヒッチハイク台数
26台

荷物
tochikubomakoto_p_16

左からウクレレ、頂いたおみやげなど、
世界一周でも共にしたパチモノのやたら重いバックパック(今回は総量15kg)、
旅中ずっとはいていたビーサン、カメラバッグ(中身はCANON 5D markⅡとレンズ2つ)

夏に旅することの良さのひとつに、荷物が少なくてすむというのがある。ラフな格好で
荷物片手にフラッと出るような旅が理想だが、今回は結局荷物が多くなってしまい、
身軽とは真逆の格好での旅になってしまった。それでも冬に比べれば衣類なども
かさばらず、何より「暑さ」が行動力の源になる(暑過ぎるのは厳しいが)。

費用(単位:円)
宿泊費:24,190
食費:15,028
交通費(観光やフェリーなど):11,390
エアアジア往復(成田~新千歳):16,858
その他(おみやげ代除く):3,018
計:70,484

今回は様々なところで夜を明かした。ヒッチハイクで乗せていただいた方の車の中や
入浴施設、ライダーハウスといわれる宿泊所やユースホステル、民宿、ゲストハウス、
カラオケもあれば寝袋を持っていたため駅の待合室や本当の野宿というのもあった。

食事に関してはコンビニが主だったが、乗せていただいた方にごちそうしていただいた
こともあれば、宿泊費にはいっているときもあった。食べたいものがある時はお店で
食べるようにしていた。

町と町の移動は全てヒッチハイクだが、観光のためにバスや電車に乗ったりもした。
また町中ではヒッチハイクしづらいため、町外れまでバスで移動することもあった。

LCCのエアアジアはやっぱり安く、1週間前の予約でも荷物代を入れて片道9,000円
で取ることができた。

次回は頂いたものや食べたものについて書きたいと思います。